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2002・キャンプ日記(U) - 塚本光弘さん
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台風13号の消滅を待って・・・
10:30 出発・・ 今日の目的地は苫前町「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」だが、夕日は・・
続き
■キャンプ期間 2002年8月21日〜28日
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8月21日(水) 曇り後霧雨 利用キャンプ場: とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場
10:30
出発。ラジオの天気情報を聞きながら日本海沿いを北上する。今日の目的地は苫前町「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」だが、夕日は望めそうもない雲行きである。
13:00
昼食は増毛町市街の手前、別苅地区の「漁師の店・清宝」でとった。水ダコの太い足の刺身定食と活エビ定食だが、どちらも味・ボリュゥムともに満点。エビは体長10センチほどだが一人前として30匹以上が盛られていた。そして一匹が跳ねると連鎖反応で次々と・・・・・。出されたとき注意してくださいとは言われたがこれには参った。私のタコ刺の皿にも飛び込んできたのでこれは有難くいただく。代わりに妻の箸が私の皿に。その後、エビを捕まえる妻の手の動きが早くなったのはいうまでもない。
15:40

[写真1] 4000円のサイト。高い?

[写真2] 何もない1000円のサイト
キャンプ場到着。さすがに風の町だ。発電用の風車がいたるところに立っている。目の前に3基、町内だけでも50基以上はありそうだ。
サイトは何もない1000円のサイト管理棟をはさんで反対側は4000円のサイト(写真1)だが、共にこの時間の利用者は我々だけである。風がやや強く霧雨も吹き付けてきた。テントは広げずサイトも利用しない。炊事場そばの駐車スペースに、車を風上に向けて止めた。今夜はこのままで過ごすことになりそう(写真2)。
17:00
狭いが車内で夕食の準備。後部ドアは半開きにしてあるものの、やはりガスを使うと暑い。ラジオを聞き明日のコースを判断する。台風崩れの低気圧がオホーツク沿岸に居座っているらしい。その影響で明日の予定地稚内方面もおもわしくないとか。
一人自転車の若者がきた。管理人の好意で風の当たらない管理棟の大きなひさしの下にテントを張った。我々にも車を移動して風除けをすすめてくれたがそれは遠慮した。
雲・風・霧雨・無人で素通しで見渡せるサイト・・・オフシーズンとはいえこれは少々寂しい風景である。カモメと鷹、居ついた猫、そして途切れがちな漁船のエンジン音だけがかすかな生を保っている感じである。これに夕日が加われば・・・思索にふける姿も絵になるだろうに。
目を転じれば・・・温泉・民家・走る車がすぐそこに。
このキャンプ場の評価は半々だが、真夏の夕陽が支持されているのかもしれない。今、サイトも炊事場もトイレもきれいに手入れされているが、混雑期はどうなのだろうか。多分、我々のように二人連れだと来ないだろうと思った。
21:00
今夜は温泉もシャワーもいらない。早く寝て明日に期待しよう。
8月22日(木) 曇り時々晴れ 利用キャンプ場: オートキャンプ場ナポートパーク
4:00
意外と大きな漁船のエンジン音で目覚める。
6:00
シェラフをたたみ洗面・散歩のあと朝食。
8:00
管理人出勤。待っていた二人連れが入場。デイキャンプかどうかわからないがすぐテントを張った。管理人と雑談。やはり真夏の混雑はすごいらしい。しかし夏休が終わるとがら空き・・・やはりファミリー中心が多いのか。
8:20
退出。苫前町市街を少し南下してR239に入る。思案した結果、今日は中川町「オートキャンプ場ナポートパーク」に決定。霧立峠・幌加内町(添牛内)・士別市からR40を北上。名寄市・美深町を経て音威子府村で名物の「音威子府そば」を昼食に。
11:30
JR駅の立ち食いがいいのだがあいにく休みだったので食堂に入る。そばそのものが好きでなかった妻だが、私の転勤で9年ほどここに住んでいるうちにすっかり気に入ったらしく、以来好んで食べるようになった。また私が佐渡でお世話になった人に送ったところ、そばという概念が根底から変わってしまった、との返事が・・・。ただし美味かったのかどうかのコメントはなし。この製麺所、毎年のことながら年末には注文に応じきれなくなるほど出荷量がふえるそうで、地元産の手持ちの原料が無くなって韓国からまで緊急 輸入することもあるとか。
12:00
スタンドで給油と洗車。顔なじみのメンバーが笑顔で応対してくれた。そして盛りだくさんの情報も。
12:30

[写真3] 整備されすぎの感が

[写真4] テント床のペグの効きは非常に良い

[写真5] 温泉「ポンピラアクアリズイング」

[写真6] 焼くのが間に合わない
中川町
「・・・ナポートパーク」到着。この町もかつては仕事で歩き回ったところ。知人はたくさんいるが今回はキャンプに専念したい。そのキャンプ場、一口で言うと
「完璧に管理・整備された・・・」といえる。全体は狭いが(オート25台)時期をずらせば隣のサイトはまったく気にならないように場所を選べる(写真3)。
このテントスペースもできた当初は芝の下は石だらけでペグが刺さらないとの話もあったが、今は盛り土をしてあるらしく実に効きのよい刺さり具合だ(写真4)。場内の周囲の75%は山林で、25%の部分はJR線路と天塩川が見える。時折特急列車が通過するが、本数が少ないので気にならない。むしろそばの温泉に出入りする車の音が気になるくらいである。
すぐ隣のサイトは野田Noの車。後で千葉県とわかったが、まだ夏休み期間でもあり小中学生の子供たちも一緒である。離れたサイトには年配の御夫婦。今夜はこれだけの入りかもしれない。
14:30
市街まで約1キロ。徒歩で買い物に出る。キャンプ場を出てすぐのところで、元私の職場の10年先輩と出会う。自宅前でもあり(家に)あがれあがれといってくれたがわけを話して辞退。玄関前で20分ほど立ち話をしたが、奥さんも出てきて話に華が・・・・・。
そもそもは私が二十歳で就職したとき食事と風呂で御世話になった御夫婦である。私の結婚後は妻にもいろいろと気を使ってくれたので、当然妻も話に夢中だった。明日改めて訪問することにしたがさて・・・。
16:00
妻は温泉へ(写真5)。私は何度か入ったことがあるので寝る前に管理棟のシャワーを使うことにする。
17:00
七輪に炭を熾す。我々には珍しく牛肉の塊を買ってきたので、今夜は串焼きにしようと大き目のサイコロ状に切り、たっぷりの赤ワインに40分ほど浸しておいた。串には肉だけを刺し、野菜は肉の焼け具合を見ながら別に焼く(写真6)。我が家特製のタレを塗るハケがないのでキッチンペーパーを工夫して代用に。健康のためといっていつの間にか菜食が多くなっていた妻も見事な食欲を発揮。七輪が小さいので焼くのが間に合わない。しかし結局は700グラムで足りなかった気もする。
21:00
民家に近く広くないキャンプ場だが、すっかり静かになり人里という感じはしなくなった。そしてこれしかいない利用者なのに、洗面所・トイレ・シャワー室・炊事場・場内などの掃除は四六時中やっている感じだ。勿論、芝生もスタッフの応対もすばらしい。
いつころかは忘れたが役場の職員からキャンプ場を作る話を聞いたとき、これからはオートスタイルが全盛になると力説し、あれやこれやと希望を言ったものだが、これほどに出来上がっていたとは正直おどろきである。それらの思い出をめぐらせながら就寝。
8月23日(金) 晴れのち曇り 利用キャンプ場: 道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場
7:00
起床。今日は稚内の天気はどうだ、行けるかと気にしながら朝食の準備。
8:30
朝食。無風・快晴で暖かい。味噌汁で汗が出た。この分だと稚内方面も大丈夫かもしれない。野田Noのファミリーはすでに出発した。今日は札幌近辺で一泊し、後は苫小牧に向かうと言っていた。我々は反対に北上するのだが、時間があるのでのんびりしながらの片付けになった。
10:45
退出。こちらの車の動きを見ていたのか、受付の男性がゲートのところまで出てきて見送ってくれた。出てからすぐ先輩の家の玄関前に車を入れた。車庫には車がなかったが奥さんが待っていたかのように出迎えてくれた。水菓子・果物・お茶・コーヒー・ジュース・・・。暑くなっていたのでどれも美味しかった。まもなく御主人のお帰り。現役時代から人望が厚く、町内のいろいろを頼まれるという、そんな日常がまだ続いているようだった。30分ほど座らせてもらったが、話はまだまだ続きそうな雰囲気である。
12:00
昼はサロベツ展望台のPで車中食。そして30分ほど眠ってしまったが、のんびりした気分である。
14:00

[写真7] とても広い。駐車スペースは半円形

[写真8] 二階ロフト式のロッジ
稚内市
「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」に到着。少し薄雲がかかってきたがテント設営の後場内を散策する。
広い、とにかく広い。ロッジが目立つが、すでに3棟ほど利用者があるようだ(写真7,8)。オートサイトは8台で1区画とし4区画あるが区画としては距離は離れているのに1台づつの距離は近すぎる。それぞれに炊事場と電源はあるが、隣のサイトと顔をつき合わすほど端のほうに設定されている。Pスペースが半円状になっているので車の位置を多少は動かせるものの、しばし考え込むレイアウトである。
隣の区画に1台やってきた。まもなく今度は大きなキャンピングカーがやってきて、あろうことか我々の隣に止まった。こんなにくっつかなくともいいのに・・・とつぶやく私と、寂しいのだろうかという妻。千葉Noの中年二人連れである。
頭上を着陸態勢の旅客機が通った。我々のところは滑走路の延長線上になるらしく、離陸なら大変な騒音をあびることになるが、風向きが幸いして音は静かだ。このまま風向きが変わらないのを願いつつ夕食の準備。
場内芝刈りのトラクターが2台休みなしに走り回っている。この音を聞くと、忙しく働く農家の風景を思い出してしまう。座ってなんかいられない気分になった。そうこうしているうちにフリーサイトにも自転車やバイクの姿が見えてきた。ここからは離れており緩やかな起伏もあるので、正確にはわからないが7人ほどまでは数えられた。
17:00
焼き鳥と焼き魚、コンビーフと果物。パラついてきた雨の音を聞きながら夕食はさっさと終わらせた。
19:00
炭の残り火を囲んで四方山話。静かな中に漁船のエンジン音がはっきりと聞こえてくる。また遠くのものが近く見える時なども湿度が高いときの特徴で、空一面の雲とあわせると雨が近いようである。テントは濡らしたくないのでたたんでしまった。
22:00
古い小さなポケットテレビで天気予報を見た。やはり明日は午前中から雨らしい。
8月24日(土) 雨 利用キャンプ場: 森林公園びふかアイランド
5:00
雨音で起床。テントをたたんでいてよかった。
6:00
朝食は乾麺とトマト。茶はパックもの。
8:20
運転席に座って思案する。今日はどこへいこうか。
台風崩れの低気圧はまだオホーツクにあるので、道北一円はどこも同じだろう。ならばオホーツク沿岸を走ってみよう。
8:30
まずは出発。宗谷岬でおかずを物色するも、土産屋には悪いが特筆すべきものはなかった。あきらめて先へ進む。さるふつ公園と歌登町のキャンプ場はともにパス。さるふつはステージ広場であり、歌登は手入れがまったくされていないキャンプ場だった。
14:20
よく知っている(つもりの)美深町「森林公園びふかアイランド」到着。車乗り入れ自由のフリーサイトは相変わらず長期滞在者らしい人々であふれている。オートサイトは我々だけ。オートサイトは大きな樹木がないので全部見渡せる。炊事場は近いがトイレは遠い。そしてその建物に入るための通路は無く、芝を踏んで入らなければならない。雨で芝が濡れているときだと靴も濡れるだろう。トイレはきれいだったが炊事場が最悪。野菜くずや泥と芝が流し台の中に散乱していた。泥は靴に付いたものを洗い流したようだが、オートサイトでは付着するところが無い。フリーサイトは人目があるのでこちらに来て洗った・・・と考えた。管理棟に行き苦情を言う。すぐ掃除にきてくれたが、ここもやはり利用者がいないと掃除は後回しになるのだろうか。芝も手入れはしてあるものの、刈り取ったものがそのまま濡れて全面に散らかっていた。テントに張り付くと乾くまで払いにくいが、とにかくテントを張った。
20:00
温泉に入る。こちらは食事もいいし、宿泊施設も整っているのでいつきても利用者が多い。
21:50
明日も空模様は不安定とか。今乾いているテントはまた濡れないだろうか、行き先はどこにしようか、などが多少の心配ごとである。
8月25日(日) 雨時々晴れ 利用キャンプ場: ふうれん望湖台オートキャンプ場
6:30
小雨。濡れたテントがわずらわしいが朝食の準備。
7:30
朝食。あとテント撤収。やはり芝の切れ端が張り付いた。ほうきと雑巾で払い落とす。ゴミ袋に入れて積み込む。
10:00
退出。すぐそばの道の駅でジャガイモとおかずを少々買い込む。車内で地図を広げ行き先を探す。
11:00
風連町
「ふうれん望湖台オートキャンプ場」到着。古いキャンプ場で、バンガローなどすべての設備が色あせているが、夏休期間以外でもそれなりに利用者はあるらしい。
受付はバイク団体の貸切でまだ早い。13時まで待って欲しいといわれたので、名寄市内のスーパーまで買い物に行く。空模様が好転しそうなので木炭と魚を買った。
12:40

[写真9] 狭いが人気はある

[写真10] 雨の日はこれでもOK
受付完了。
オートサイトは空いたが上の広場にはまだ30台くらいのバイクがある。我々のサイトは好きなところをといってくれた。狭い場内なので歩いて見たが、Pスペースもテントスペースも
狭い(写真9)。テントスペースに木材チップを敷き詰めたサイトに決定。今日はタープを張って、テントはチップの上で乾かせるつもりだ。車の後部ドアを上げてその上からタープをかぶせた(写真10)。雨対策はこれに限るし、タープなら濡れても始末が簡単である。
炊事場を点検して腹が立った。この流し台の中も粘土が入っていた。その他もろもろの残骸も。空き缶の分別をしていた管理人に言ってホースを借りようとしたが、それは自分がといったまましばし立ちすくんでしまった。約1時間近くかかって掃除をしてくれたが、上の広場の粘土地を歩き回った結果、バイク用のブーツにこびりついた土を、履いたまま流し台で洗い落としたらしい。広場から出て舗装道路に待機しているバイクはみな大型で泥などの付着は見られない。勿論ブーツにも・・・。
17:00
雨は時折強く降るがせいぜい5分くらいで止んでくれる。タープの下で火が使えた。テントは広げてすぐ乾いたので早々と収納済みだ。寒くないので久しぶりの感じでオンザロックを楽しむ。
21:15
明日は晴れの予報。就寝。
8月26日(月) 晴れ 利用キャンプ場: 剣淵町絵本の里家族旅行村
6:15

[写真11] 管理棟。手前は炊事棟

[写真12] 緑地が多いだけにサイト数は少ない

[写真13] 左奥が温泉施設
起床。一面の朝霧で太陽は見えないが、明るさと暖かさで今日の天気が十分予想できた。
7:30
朝食が終わったころには明るい青空が見えてきた。目の前の湖水は、樹木にさえぎられて見通しは悪い。そして水は少ない。しかし不思議なキャンプ場だ。すべてが古く、狭く、不便で・・・。しかし、昨日のようにこまねずみのように動き回る管理人を見ていると、次の利用者を迎えるのだというような別の安心感がある。同時にマナーの問題が尾を引く。
10:00
管理人はまだきていないが退出。
12:00
今日は剣淵町
「剣淵町絵本の里家族旅行村」に決定。昨年からオープンしていたらしいが、今年はサイトの工事は全部完了していた。一部サイト入り口の管理棟(売店?)付近の工事は続いていた。チェンソーとミニバックホウの音が気になるくらいだ。
サイトは山の斜面を三段に分け、下からA・B・Cとしてオートサイトに(写真11)。フリーサイトはAの下側のみ。緑地を広くとっているので、利用枠は狭い(写真12)。またオートサイトのカースペースが小さいので、ロングボディ車は芝生に乗り入れないと車庫入れ?はできない。すぐ下の道々を走るダンプの音さえなければ環境はよい。
町営温泉も近く(写真13)、キャンプ場の各施設とあわせて新しくきれいである。今の受付は温泉フロントだが勿論応対もよし。今年の入りは8月3日が最高で、それ以外はパラパラだったとか・・・。今のところまだよく知られていないせいらしい。
14:00
快晴で風もなく暑い。炊事棟の日陰で休む。今日はタープを張ろう。日没後は冷えるだろうが、その頃に温泉に入ればいいだろう。いまや町営温泉はほとんどの自治体で営業しているが、雇用の場をつくる目的は同じだと思う。妻とそんな話をしながらタープを張り終えた。
17:00
夕食は羅臼産の身の厚い「ホッケ」の開き。そしてやさいの油炒めと海草サラダ。仕上げはトマト。
炭が完全に熾ききってからジックリと焼く。コゲが少なくて柔らかく焼ける。妻がスダチかレモンをほしがったがそれはない。焼くだけで美味いのに、わざわざ味を変えることもなかろうと冷やかしながらきれいに平らげた。
我々はAサイト。上のCサイトからビーグル犬を連れた男性が訪問。奥さんと二人でキャンプをして回っているらしいが自宅は網走の「オホーツク・・・テントランド」まで徒歩5分くらいのところ。50歳で仕事をやめて回っているとのことだったが・・・優雅というか、余裕があるというか・・・。
20:00
外気温15度。赤い月が昇ってきた。無数の星も見える。こんな夜は何日ぶりか。明日も天気がよさそうだ。
8月27日(火) 晴れ 利用キャンプ場: 沼田町ほたるの里オートキャンプ場
1:40
6:00
起床。朝霧が流れていくのがわかる。今日も内陸部は真夏日との予報。やっと8月の天候に戻ったか。
8:30
片づけが終わったころ再び訪問者。連れのビーグル犬もすっかり私になついた。しばし情報交換をしたが、私の知っているキャンプ場の評価が同じだったり違ったり。やはり時期とか天候で違うなと感じた。
10:00
退出。R40からR12を南下、深川市から沼田町へ入る。
今日は沼田町「沼田町ほたるの里オートキャンプ場」。ここも予約はしていないが、今の時期はまったく心配はない。
12:00
チェックインには早いので、朝のテレビ連続ドラマ「すずらん」のロケ地に立ち寄る。今のJR恵比島駅がメインの舞台だが、その後劇場用にも、そして「鉄道員」のロケにもこのセットが使われたという。私はその3本のどれも見ていないが、撮影用の大道具・小道具がなかなか面白い。よくこんな年代ものを見つけたもんだと思う。
13:00
チェックイン。少し早い(14時)が快く入れてくれた。ここはオートサイトだけなので区画はキチンとしていてサイト数は多い(写真14)。テントスペースが狭い・近いとう感じはするが今はいい。今夜は我々だけということだが夜の照明は全部点灯してくれるという。芝も施設も掃除は隅々までできていた(写真15,16,17)。
15:00
目の前に温泉とホテルが別建てにあり廊下でつながっている1(写真18)。温泉に入る前に汗を流そうとパークゴルフをする。
1R・9ホールだが2R回ると汗が出た。成績、1Rは惨憺たるものだったが2Rはパーと妻が4オーバー。妻は初めてなので成績は気にならないらしいが、私は内心舌を巻いた。このまま続けたら逆転される・・・。
16:00
「幌新温泉」へ。十勝観光バスが2台きていた。
17:00
夕食。木製の野外テーブルにテントをかぶせた(写真19)。明日も雨の心配はないというが本当に大丈夫か。風もなくおだやかだ。名物のホタルはもう見られないが、日中はトンボ・バッタ・イナゴが飛びまわっていた。近隣の農家も農薬の使用は極力控えているとはいうが、それにしてもかなりの昆虫がいる。低速走行の車でさえそれら昆虫の体当たりの跡がすごい。
22:00
就寝。
8月28日(水) 曇り後雨 利用キャンプ場: 鶴沼公園キャンプ場
6:00
起床。未明に僅かながらルーフをたたく雨を感じたが今はあがっている。テントも濡れていない。
9:30
退出。その足で上流の「ポロピリ湖」へ入ってみた。
昭和35年には大きな炭鉱の町があったと、当時の写真を貼り付けた碑がある。住宅街も商店街も学校も、そして歓楽街もこの水の下だ。北海道は線路が出来て町が出来る。そうして大きくなっていく。それが道路が整備されると逆になる。今の過疎の町はその流れに逆らえない運命か・・・。湖水を見ながらそんな町が思い出された。
11:30
雨竜町の道の駅で昼食。出来た当時より、メニューや味が格段によくなっている。
13:00
今日は浦臼町「鶴沼公園キャンプ場」。今回の最終キャンプ場だ。雨が降りそうなのでバンガローに入る。いつも国道から垣間見てはいたが利用は始めてである。さすがにここもテントは見えないが、隣のバンガローには一組が入っていた。車が2台、5〜6人の中年グループだが、我々のバンガローと同じサイズだ。狭くないのかと思ったが、中は二段ベットで2人、床には4人寝られそうだ。炊事場と水洗トイレも付いている。出入り口も二箇所。こんなタイプは初めてだが、特に雨降りには便利だろう。ただひとつ、流し台にガスコンロを置いたら調理スペースがなくなることが欠点か。車からアルミのテーブルを降ろせばよいのだが、雨が降ってきたのであきらめた。
16:30
夕食は残った食材の整理。明日の朝食のおかずも作ってしまったが、少し暖めればいいものばかりに限定した。
20:00
雨は上がった。片付けも終わった。妻が言った。ここならテレビが映る? カーナビをはずしてくる。映った、札幌のチャンネルが明瞭に。・・・安心したのか落ち着いたのか、食い入るように見る妻の姿はすでにキャンプから戻った家庭の姿である。
21:00
蒸し暑いので窓は網戸にしてあるが、隣のバンガローからはまだカーステレオの音。テープだろうが昭和40年代の歌謡曲が次々と切れ間なくながれてくる。我々がここに入ったときからバンガローのルーフデッキで談笑しながら流し続けている音楽である。音量もそのまま。この時間だとかなりの騒音だ。ついにブチ切れてしまった。「その音いい加減にせんかッ」。やっと静かになった。男2人で話していたのだが、一体何の話なのか。
8月29日(木) 雨のち曇り ・・・・・ 帰宅
4:30
北へ向かう長距離トラックの一団の音で目覚める。窓の外を見る。夜中にも降ったようだ。窓を開ける。驚いた。隣の男2人はまだ外に座ったままである。不眠で話し続けたようだ。
7:30
食器・シェラフ・その他を積み込むばかりにしたときまた雨が・・・。空を見ながら待機。
8:00
青空が広がった。一気に積み込んで出発。家に戻るのだが、ここからだと通常は2時間くらいだが、それにしてもキャンプから朝帰りになるとは、なんともみような気分だ。R275の車の流れは我々と反対。快適な走りができた。
9:20
帰宅。
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Saturday, 08-Mar-2014 19:05:04 JST