2001年 北海道キャンプ旅行 - 長野耕作さん
こだわりキャンプ術 トップページ ≫ サイバーフレンド ≫ フレンドのキャンプ日記 ≫ このページ | Updated: 2013.7.26 |
長野耕作さんのプロフィ−ル | 2001年 北海道キャンプ旅行 |
■キャンプ期間 2001年8月9日〜8月20日
このページの内容
![]() ![]() ![]() ![]() | 参考ページ
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
【キャンプ場】
| |
一日、二日目8/9(フェリー)
北海道旅行でまず大変な事といえばフェリーの予約。二ヶ月前から予約してやっとの思いで特等個室を確保できたのはラッキーだった。おかげで快適な船旅を過ごすことができた。
三日目8/11厚田村〜留萌〜苫前〜宗谷岬〜稚内【キャンプ場】 宗谷ふれあい公園

鱗友朝市で朝食を済ませたあと夕食の惣菜ホッケを買い、途中の道路沿いでカボチャ・キュウリ・トマトなど夕食の惣菜を買いたし予約していた宗谷ふれあい公園へと向かう。
途中道の駅(おびら鰊番屋)でスタンプラリー2001チャレンジブックを手に入れラリーに参加。宗谷ふれあい公園には夕方の5時過ぎに到着。風の町稚内と聞いていたのでテントを張るのに心配していたが思っていた風もさほどなく一安心。明日の利尻・礼文島へ渡るフェリーの出発時間など確認して就寝。
四日目8/12利尻島・礼文島【キャンプ場】 宗谷ふれあい公園


礼文に渡るため途中下車し、沓形港〜香深港へ。フェリーの中で観光バスに乗り合わせた女性(礼文の住民)と一緒になり執拗に礼文を案内させて欲しいとせまられたが家内と相談の上、丁重にお断りする。
礼文では一周早回りコースの観光バスに乗り、地元のバスガイドさんの方言を楽しく拝聴しながらの島内観光であった。稚内港に到着したのは夕方の6時を回っていたが、稚内温泉童夢に立ち寄りゆっくり温泉に浸かってキャンプ地に戻った。
五日目8/13幌延〜音威子府〜美深〜旭岳〜愛別【キャンプ場】 きのこの里あいべつ

途中、幾らかの渋滞もあって旭岳のロープウェイ乗り口についたのは2時半を回っていたが、せっかくここまで来たのだから姿見駅まで行って折り返すことにした。生憎の曇り空で視界が悪く時間の都合でゆっくり散策できずに残念ではあったが、クモイリンドウやミヤマリンドウなど写真に収めることができた。
結局、キャンプ地に着いた頃には5時半を回っており大急ぎでテント・スクリーンを設営して近くの新見温泉へ。夕食は簡単に、タコ・カボチャなどを天ぷらにし、ビールのあてにしながら食した。
六日目8/14層雲峡〜留辺蘂〜佐呂間〜北見〜津別〜弟子屈【キャンプ場】 桜ヶ丘森林公園

サロマ湖のレントラン「船長の家」で昼食を済ませ秘境という言葉がふさわしいチミケップ湖へ向かった。
ここは動植物にとっては楽園地とも言えるような素晴らしい原始林公園であり私たち夫婦はここで珍しい動物にめぐり会う事ができた。未だにこの動物の名前はわからないが「かわうそ」?、「黒てん」???。
帰宅してから広辞苑などで調べると「かわうそ」の特徴に似ており湖畔のホテルに電話をして確かめたがはっきりしなかった。チャンスがあれば是非とも又訪れたい場所の1つである。
七日目8/15根室〜納沙布岬〜尾袋沼〜中標津〜弟子屈【キャンプ場】 桜ヶ丘森林公園

納沙布岬で北方領土視察証明書をいただき、昨年行けなかった野付半島のトドワラへ車を走らせた。車を駐車場に止めてからしばらく歩くとトドマツ林が長い年月を経て海水に浸されたために立ち枯れて風化したさまを見ることができたがその情景は圧巻でありながら自然のもの悲しさを感じさせた。
このあと標津サーモン科学館にあるサーモン亭で遅い昼食となった。昼食タイムを過ぎていた為オーダストップであったが無理をお願いして「チャンチャン焼き定食」を2つ注文。これがじつに美味しかった。
夕食は根室で買った花咲ガニを美味しくいただいた。
八日目8/16釧路〜浦幌〜池田〜帯広〜更別【キャンプ場】 さらべつカントリーパーク

途中、からまつの湯に立ち寄り釧路へ。細岡展望台で記念撮影のあと昼食を和商市場の勝手丼を食べてから池田のワイン城を目指した。
ガラス越しに樽熟成庫や瓶詰め工程などの製造過程和見学のあと家内は十勝ワインの試飲を楽しんでいたが車の運転手である私はブドウジュースで我慢、我慢。
このあと廃線になってしまった愛国駅・幸福駅を見学しながらキャンプ地へ。
ここ、さらべつカントリーパークの施設は素晴らしかったが一泊の予定だった事と小雨が降りだした事だけが残念であった。又、ここではハプニングが・・・・! 昨日、根室で買ったサンマを焼いている時にサンマから出てくる油汁に火がつき家内の悲鳴にビックリ。あやうくタープを燃やす寸前だった。
九日目8/17えりも〜静内〜日高〜苫小牧【キャンプ場】 オートリゾート苫小牧アルテン

往年の名馬を見学したあと日高ケンタッキーファームで乗馬体験。この頃から天候が崩れ始めドシャブリになってしまった。事前に予約をしていた苫小牧アルテンに電話をいれると「こちらもドシャブリですよ」との返事。雨天の場合はキャンセル料はいりませんとの事だったので取り敢えずキャンセルしてから渋滞している道を苫小牧方面へと車を走らせた。
キャンプ地近くへ着いた6時頃には雨もあがっていたので当初の予定通り苫小牧アルテンの管理棟で宿泊の申し込みを済ませテントの設営作業を開始する。雨が降っていたせいもありテントの設営数も少なかったが非常に設備の整ったキャンプ地であった。近くには、温浴施設「ゆのみの湯」もありゆっくりくつろぐことができた。
十日目8/18登別〜虻田〜長万部〜森〜函館(函館駅横でPキャン)

虻田町では、今も西山河口と金毘羅山火口で噴煙をあげており自然の脅威を肌に感じる。JR森駅でイカ飯を手に入れ大沼公園で遅い昼食をとっていると待ち時間なしでモーターボートに乗船できるというアナウンスに早速乗船。ゆっくりイカ飯を食べられなく不機嫌だった家内もモーターボートでの周遊に満足してくれた。駒ケ岳を背中に函館へと向かったが近づくにつれ渋滞がはじまり宿泊予定地である函館オートキャンプ場への到着時間が遅くなりそうだったので予約の取り消しをお願いし、函館山ロープウェイへと向かった。まだ5時過ぎという事で乗客も少なく展望レストランで夕食をとりながらゆっくり夜景を楽しむことができた。
函館ベイエリアで土産物などを買った後、何処で宿泊しようかと言う事になったがこの時間からホテルを利用するのももったいないし、朝市での朝食を考えると水やトイレが利用できる函館駅横に車を駐車させるのがベターだと結論づけ、今旅行はじめての車内泊。
十一日目8/19熊石〜長万部〜倶知安〜余市〜小樽(新日本海フェリー 敦賀行き)


このあと今旅行の目的地でもある熊石町の平田内温泉へ向かった。早朝の到着であれば人も少なく夫婦二人でゆっくり露天風呂に浸かれるのではと思ったのだが、私たちを迎えてくれたのはなんとアブの集団。駐車場には先客がいたがこの車の周囲にはアブが飛び回り車から出るに出れない状態でアブに攻撃されているといった感じだった。結局私たちもここでの温泉浴をあきらめ、二股らぢうむ温泉へと向かう事にした。
林道では今旅行ではじめて北キツネとご対面のあと、今旅行で一番高い入浴料(一人\1000)を払って温泉に浸かった。こんな山奥まで温泉浴を楽しみに走って来たライダーが入り口に書いてある料金表を見てビックリしながら引き返して行った姿が印象的であった。
このあと昨年断念した神仙沼を散策したあと五色温泉へ。ここ五色温泉は湯船がから松でできた「からまつの湯」と「展望風呂」があって周囲の山々が見渡せ料金も一般的な(一人\500)金額であった。又、天候にも恵まれ昨年は見ることのできなかった羊蹄山を眺めながらのドライブで一路小樽へ向かった。
途中、今旅行最後の道の駅スペース・アップルでスタンプ20個目を取得してスタンプラリーに応募。小樽では雑誌に紹介されていたオルゴール堂やクラフトショップで子供達へのお土産を手に入れたあと小樽寿司を食べながらフェリーの出航時刻を待った。フェリー乗り場では台風が接近しているという事もありキャンセル待ちなどの人たちで一杯だった。