北海道キャンプ日記〜2006年〜 - 西村さん
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■ キャンプ期間 2006年7月20日〜30日
このページの内容
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【このページのキャンプ場】
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7月20日(木) 曇りフェリー
出発の直前に荷物を積み始めるという今回のドタバタぶり。忘れ物は大丈夫か?
初めてスイートの部屋がとれるも翌日は日中強風で曇り空の天気と、殆どデッキには出ず。 しかし出航後、子供達が寝入ってからデッキへ出てたまたま見れた星空は美しいの一言だった。
7月21日(金) 曇り札幌

味の方はとりあえず味噌は○だったが・・・。
この日は札幌まで移動の予定のみでしたが、たまたま市内で花火大会が開催されてて、渋滞のため意外と時間がかかってしまった。
【ホテル クレール札幌】にチェックイン後、夕食に私は行きたいと思っていた居酒屋があったものの、娘の強い希望で何故かラーメン横丁【華龍】へ・・・。 しかし、早めに済ませた夕食のおかげで花火大会を充分に楽しめたので、満足の札幌の夜でした。
7月22日(土) 晴れ【キャンプ場】 星に手の届く丘キャンプ場

それから子供達のリクエストで途中通り過ぎていったすぐ近くのフラワーパークのリフトに乗り富良野の街を一望してから本日のキャンプ場【星に手の届く丘キャンプ場】へ向かった。
オープンした時から早く行って見たいと思っていたキャンプ場でしたが、期待が大きすぎたせいかサイトの芝、レイアウト、そしてトイレといまいち好きにはなれなかった。 曇っていて星もあまり見えなかったのも残念だった。 ただ、ここで頂いた夕食のジンギスカンは絶品だった。 子供達が美味しい美味しいと口を揃えていたのが何より嬉しかった。
温泉は少し足を延ばして子供達が行きたいとリクエストがあった吹上温泉【白銀荘】へと向かうが、露天風呂の滑り台が確か水着着用だった(?)のを思い出し、更に上へ上がった所にある凌雲閣まで行った。
ここは温泉もよかったが、ロビー入り口の外から見える景色が素晴らしかった。雲が多かったため見れなかったが、夕日が最高に美しいと受付(?)にいるおばちゃんが教えてくれた。
澄んだ空の日に景色を見にくるだけでもいいから、いつかまた足を運んでみたいと思った。
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7月23日(日) 晴れのち曇り【キャンプ場】 てんとらんど

一気に知床まで行くプランも考えたが、初めて北海道キャンプをした時の一日平均350キロ、連泊なしといった無謀な行程は、子供が一緒の現在は出来るわけがなく、妻と一度訪れたことのある「網走刑務所博物館」を子供たちに見せたいということもあり網走経由を決定した。
昼食時間帯に網走へ着いたので、食事を済ませてから博物館へ向かう。 リアルな人形をおっかなびっくり見学している子供達を見ながら、10年以上も前に訪れた際に同じような心持ちで見学した当時を懐かしく思った。 見学を通して、子供達に「悪いことはしてはいけないんだよ」とベタな事を教えられたのと、いろいろな質問の声が飛んできたので来てよかったと妻共々思った。
結局2時間ほどゆっくりし、それからキャンプ場【てんとらんど】へ向かう。
空いていたので、少しサイトを見回ってからフレンドの早瀬さんお奨めの9番サイトにテントを張った。
ここのキャンプ場は清潔、眺望良し、遊具多しと1泊では遊びきれないくらいだが、さすがに家族で1泊7000円は高い。
それとサイトから管理棟まで歩いて行き来するのに坂がしんどいと感じた。
それでもまた子供と一緒に来たいキャンプ場のひとつとなった。
パークゴルフ、卓球などで遊びすぎたため夕食が遅くなり、食後に車で15分ほどの美肌温泉「ホテル山水」へ行った。 肌すべすべのうたい文句どおり女性にはお奨めの温泉といったところか。 風呂上りに食べた苺のソフトクリームが美味かった。
7月24日(月) 晴れ【キャンプ場】 しれとこ自然村


それほど広くないが、ホッケ、サンマ、ホタテ、イカ等の焼き物がすべて丸焼きで100円と激安。他にご飯、かに鉄砲汁各200円の計500円で焼魚定食の出来上がり。
夕飯の食材、お土産等を少々見て回ってから知床へと向かう。
私の好きなキャンプ場のひとつである【しれとこ自然村】に10時にチェックイン。
オホーツク海を見下ろせる一等地にテントを張り、 昼食を済ませてから知床五湖の散策へ。
以前、上まで行けなかったカムイワッカの滝へのリベンジも考えていたが、出発前に妻の反対オーラを感じたので子供達がまだ訪れたことのない五湖に決めた。
熊が出没中のため二湖までしか行けなかったが、絵葉書のような景色にみんなうっとりした。
熊が出るかもと娘を脅かすと、終始パパの手を離そうとしない姿に今が一番いい時期なのかなと感慨深い気持ちの一方、双眼鏡片手にどんどん先に歩いて行く息子の姿に成長を感じ、複雑な心境で大好きな知床の森の空気をたくさん吸ってキャンプ場へ戻った。
寝る直前に息子と入ったお気に入りのむらの湯の露天風呂から見た静かな海ときれいに輝いていた星が印象的だった。
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7月25日(火) 晴れ【キャンプ場】 達古武キャンプ場

カムイワッカの滝までの1時間コースをいよいよ出発。 一番後方の席に乗り、初めて海から見る知床半島の岩壁、数々の滝を間近で見れ圧倒の一言。 そして運良くヒグマが海岸沿いを歩いている姿も目撃できた。
乗る前は揺れも心配したが、酔うような揺れではなく(子供に言わせるとむしろ楽しい揺れ方だとか)快適な1時間を終えると次に向かうは釧路方面。
途中、中標津で回転寿司「すしロード」で昼食をとり、食後のデザートとしてガイド雑誌に載っていた「りすの森なかしべつ」というジェラート屋へ電話で場所を確認して向かった。
ここのアイスがまた絶品で、しかも問い合わせてからわざわざ来てくれたということで店員も滅多に食べることの出来ないという製造機の羽についた出来立てジェラートをサービスしてくれた。
家族全員がこれでもかというほどたくさん食べ、お腹を満腹にしてから楽しみにしていた【達古武キャンプ場】に到着。
湖畔沿いのフリーサイトへテントを張った。夜、車で20分ほどの温泉「憩の家かや沼」へ行き、気持ちの良い温泉に浸かり一日を終えた。
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7月26日(水) 晴れ【キャンプ場】 達古武キャンプ場


私・子供2名・妻・ガイドの順で乗り暑いくらいのピーカンの中いよいよ出発。
ガイドは佐藤さんという方で、とてもやさしい語り口調で子供達にも親切に説明等をしてくれた。
これでもかという程の大自然の中、場所によって神秘的な所あり、ワイルドな所ありとあっという間に魅力的な2時間強の時間が過ぎていった。
子供達は途中暑さからだるけ始めたが、佐藤さんのトークにうまく乗せられ、終わる頃にはまだカヌーを続けたいという声が出ていた。
カヌーを終え東釧路駅から予定の時間にノロッコ号へ乗る。(車は隣接しているAコープへ止める・スミマセン・・・)
車中はのんびりしていて景色はいいが、塘路で下車後、暑かったのですぐに復路便のノロッコ号に乗り込む。
東釧路−塘路の往復を楽しんだ後、遅めの昼食を和商市場でとる。ここに来たなら勝手丼ということで子供達にも自分で好きな物を選ばせ、「いただきます。」 ・・・と食べ始めると、ここでローカル番組の取材を受ける。
子供達はインタビューに緊張しながら食べていたけれど美味しいと喜んでいた。
お土産、夕飯の食材を購入後キャンプ場に戻り、子供達のリクエストで私とレンタルカヌーに乗った。 今度は殆ど子供2人だけで漕がせてやり、かなり満足の様子だった。
海鮮BBQをしてから昨日と同じ温泉に行きキャンプ場に戻ってきたら既に10時。 その足で場内の怖いくらい真っ暗な遊歩道を200メートルほど歩き、見事な蛍の乱舞を見れたのもよかった。
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7月27日(木) 晴れ【キャンプ場】 判官舘森林公園キャンプ場

せっかくの晴天なので最後にもう一度釧路湿原を見ようと細岡展望台まで行き、雲ひとつない湿原の風景に思わず見入ってしまった。
ここからは新冠までまさに移動のみといった感じだが、日高山脈を抜ける236号は、殆ど車とすれ違うこともなく快適なドライブを楽しめた。
馬産地・新冠は馬好きの私にとってやはり思い入れのある地のひとつでもあり、のどかな牧場風景をボーっと眺めているだけでも飽きない。
そんな風景がポツポツ出始めるとまもなく到着。
キャンプ場で子供達を少し遊ばせてからレコードの湯へ行き、食事もそこで済ませキャンプ場に戻るとあとは寝るだけ。
その前に長男とクワガタを探しに行き、空を見上げると星がきれいに見えたので地面に敷布を敷き4人で寝転びながら星を眺めていたら、いくつかの流れ星が見えた。
子供達は初めて見る流れ星に感動している様子。よかったよかった。
7月28日(金) 晴れ登別温泉

牧場めぐりは以前に比べかなり規制が厳しくなっており、思い通りの見学は出来なかった。 一昔前は、あのオグリキャンプに触らせてもらえたり(もちろん牧場関係者の許可あり)もできたのに残念である。
登別温泉の【まほろば】に3時頃チェックインし、私と妻はのんびりし、子供達は久々の畳の部屋ではしゃぎ回りかなりくつろげた。
【まほろば】はお風呂の数が多い(約30種類!)ということで選んだが、案の定子供達は大喜び。
食事も夕朝とも満足のいくものだった。
夜たまたま地元のイベントでたいまつ花火(?)の演出等がありちょっとした観光気分も味わえた。
まだ帰りたくないという思いの中、疲れからか私が一番先に眠ってしまった。
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7月29日(土) 雨のち曇りフェリー


散歩がてら地獄谷などを見回ってから、支笏湖方面に車を走らせた。
支笏湖は初めての北海道キャンプで一番最初に訪れた場所であり、その時に立ち寄ったのが「苔の洞門」である。
当時は本当に熊が出るんじゃないかという雰囲気があって、怖いくらいだったのを今でもよく覚えてる。
しかし現在は崖崩れのため入り口までしか行くことが出来ず、少々残念。
それでも家族4人でここに来れた事に意義を感じた。
フェリーの時間まであと数時間。何度か訪れたことのあるウトナイ湖のサンクチュアリに立ち寄った後、未練たらたら苫小牧東ターミナルへ向かった。
短いようで長い、長いようで短かい、そんな今回の北海道の日程が終わろうとしている・・・。
7月30日(日) 晴れ帰宅
病気、怪我ひとつなく帰ってこれたことに感謝あるのみです。